【タフコート塗装】


遮熱塗料や断熱塗料など、様々な製品が開発され施工されています。

 

近年では、それらを凌ぐ塗料が出てきました。

「熱交換塗料」というものです。

 

・太陽光を反射させる「遮熱塗料」

・太陽光や熱を遮断する「断熱塗料」

 

とは違い、熱のエネルギーを消費させて温度の上昇を抑える次世代塗料です。

※この文面を打っている私が理解しきれているのかどうかですが(笑)

 

 

簡単にわかりやすく表現すると、

 

「断熱」は、触れなかった真夏の鉄板を靴で歩ける。

 

「遮熱」は、触れなかった真夏の鉄板を靴下で歩ける。

 

「熱交換」は、触れなかった真夏の鉄板を素足で歩ける。

 

といったくらいの違いがあるのです。

 

 

最近注目が高く、TVなどでも特集が組まれるようになりました。


 

【熱交換塗料の仕組み】

 

太陽光線が塗膜に当たると、その中の赤外線の一部が熱エネルギーに変換されて

塗膜中に分散・移動をします。

塗膜には、特殊な熱交換物質が含まれており、

これに接触するとただちにエネルギー交換が発生。

表層で起きるために大半の熱は運動エネルギーとして消費されるのです。

この原理だと、「遮熱塗料」では不可能だった熱の吸収色(濃い色)を使用できるほか、

表層の汚れなどによる断熱効果の低下といった問題もありません。

 

 

【特徴とメリット】

 

① 塗装面の温度を大幅にダウン

遮熱塗料に比べ、塗装面の温度を10℃以上下げることが可能です。

 

② 節電、光熱費削減、CO2削減、ヒートアイランド緩和

温度の上昇を制御しますので、節電対策や電気料金の削減が可能。

CO2の削減やヒートアイランドの緩和にも繋がります。

環境問題にも貢献できることから、助成金制度を設けている自治体もあります。

 

③ 汚れにも効果は持続

塗装面に汚れが付着しても効果は変わらず持続しますので、

ランニングコスト面でも優れています。

 

④ 塗装場所を選ばない

家屋の屋根や外壁、屋上、床、プールサイド、橋梁、グラウンド、校庭、公園遊具、

駐車場など、ほとんどの場所へ塗装可能です。